仮想通貨ETF(投資信託)とは?日本で買える?SBIが仮想通貨ETFを導入へ

著者:c, dora最終更新日:

SBIホールディングスは2025年7月31日に発表した決算報告において、2種類の仮想通貨ETF(投資信託)を新たに展開する方針を明らかにし、仮想通貨ETF市場への注目が高まっています。

 

本記事では、仮想通貨ETFとは何か、その特徴、これまでの発展経緯、将来の展望について解説するとともに、仮想通貨ETFの購入方法についても紹介します。

 

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目次
  1. SBIが仮想通貨ETFを導入へ 日本での上場を目指す
  2. 仮想通貨ETF(投資信託)とは?
  3. 仮想通貨ETFの特徴
  4. 仮想通貨ETFの発展経緯・歴史
  5. 仮想通貨ETFはどこで買える?購入方法
  6. 仮想通貨ETFは日本で買える?
  7. 仮想通貨ETFの今後の見通し・将来性
  8. 仮想通貨ETFに関するよくある質問
  9. 仮想通貨ETFの今後まとめ
  10. 関連記事

 

SBIが仮想通貨ETFを導入 日本での上場を目指す


crypto ETF
出典:assets.st-note

SBIホールディングスは、2025年7月31日に公表した決算報告書にて、2種類の仮想通貨ETFの導入計画を発表しました。具体的には、金を51%組み入れたハイブリッド型ETFと、純粋な暗号資産型ETFの2種です。

 

日本の金融庁はすでに2024年から仮想通貨の金融商品化に向けた審査を開始しており、2025年には関連法案が国会に提出される見通しです。

 

SBIのハイブリッド型ETFは、ビットコインなどの暗号資産を49%未満の割合で組み入れ、2025年末までに東京証券取引所での上場を目指しています。

 

もし承認されれば、これは日本初の仮想通貨ETFとなり、投資家は現行の総合課税(最大55%)ではなく、20%の譲渡益課税の優遇措置を受けることが可能になります。

 

仮想通貨ETF(投資信託)とは?


crypto ETF
出典:cryptonews

仮想通貨ETFとは、証券取引所に上場されている投資信託で、ビットコインやイーサリアムなどのデジタル資産の価格動向を追跡することにより、投資家が間接的に暗号資産に投資できる仕組みです。

 

アメリカでは2024年1月11日、SEC(米証券取引委員会)が初のビットコイン現物ETFを承認。続いて香港でも、2024年4月30日にアジア初の仮想通貨ETFが登場しました。

 

これらの商品には、SBIが計画している金51%のハイブリッド型ETFのように、複数の資産を組み合わせた構成のものもあります。

 

従来の暗号資産取引と異なり、ETFを通じた投資ではウォレットの管理や秘密鍵の保管が不要で、税制上も有利です。

 

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仮想通貨ETFの特徴


1. 規制下で安心して投資できる手段

仮想通貨ETFは、2024年1月に米国で初めてSECの承認を得たことにより、規制された枠組みの中でデジタル資産への投資が可能となりました。

 

日本でも、金融庁が現在、ETFなど金融商品としての暗号資産に関する法整備を進めており、ETFは従来の証券取引所を通じて売買されるため、暗号資産取引所に起因するセキュリティや規制面の不確実性を回避できるというメリットがあります。

 

2. 税制・コスト面での優位性

日本においては、仮想通貨ETFが20%の譲渡益課税の適用が見込まれており、最大55%にも及ぶ暗号資産取引の総合課税に比べて大幅に有利です。

 

米国のビットコイン現物ETFにおける平均的な運用管理費も年0.25~0.8%程度と、アクティブ型暗号資産ファンドに比べてコストも抑えられています。

 

加えて、機関レベルのカストディ(資産保管)やセキュリティ対策にが講じられているため、個人投資家が直面する管理の手間や盗難リスクも軽減されます。

 

3.多様化する投資オプション

SBIが2025年に導入を予定しているETFは、金51%と暗号資産49%を組み合わせたハイブリッド型で、伝統的な安全資産と暗号資産を融合した新しいタイプの投資商品です。

 

その他にも、2024年4月に香港で登場した複数の暗号資産を組み合わせたインデックスETFのように、多様な構成の商品も展開されています。

 

純粋な仮想通貨ETFを含め、投資家のリスク許容度や運用スタイルに応じた選択肢が広がっています。

 

さらに、これらのETFでは、ショートポジション(空売り)やレバレッジ取引など、従来の金融商品と同様の戦略も活用でき、より柔軟な投資が行える点も魅力です。

 

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仮想通貨ETFの発展経緯・歴史


crypto ETF
出典:bittimes

■ 初期の試行段階(2013年〜2020年)

世界初のビットコインETF申請は、2013年にウィンクルボス兄弟によって米国SECに提出されましたが、複数回にわたり却下されました。

 

2017年にはカナダがいち早くビットコイン先物ETFを導入し、仮想通貨ETFの先駆者となりました。

 

しかし2020年時点で、世界全体の仮想通貨ETFの運用資産残高は50億ドルに満たず、まだ試験的な段階にありました。

 

■ 大きな転換期(2021年〜2023年)

2021年2月、カナダが北米初のビットコイン現物ETFを承認し、運用資産は急速に10億ドルを突破しました。

 

さらに2021年10月には、米国SECがProSharesによるビットコイン先物ETFを承認し、初日の取引高は10億ドルを記録。

 

2023年には、世界の仮想通貨ETFの市場規模が300億ドルを突破し、対象銘柄もイーサリアムなど主要暗号資産へと拡大しました。

 

■ 世界的な拡大期(2024年〜2025年8月現在)

2024年1月、米国SECは歴史的な決定として、11本のビットコイン現物ETFを一括で承認。初月の資金流入は100億ドルを超えました。

 

同年4月には、香港がアジア初となるビットコインおよびイーサリアム現物ETFをローンチ。

 

2025年8月時点では、日本のSBIホールディングスなどが国内初の仮想通貨ETFの上場に向けて準備を進めています。

 

仮想通貨ETFはどこで買える?購入方法


投資家は、すでに上場済みの仮想通貨ETFを、一般的な証券口座を通じて購入できます。たとえば、米国で2024年1月に承認された11本のビットコイン現物ETFがその例です。

 

購入にあたっては、各国の規制状況を事前に確認する必要があります。たとえば、香港では2024年4月以降、証券会社を通じた仮想通貨ETFの取引が解禁されました。

 

日本の投資家は、SBIなどが提供するETFを東京証券取引所で購入できるようになるには、2026年の関連法整備完了を待つ必要があります。

 

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仮想通貨ETFは日本で買える?


2025年8月現在、日本ではまだ仮想通貨ETFが正式に承認されておらず、国内市場での購入はできません。

 

しかし、金融庁は2024年より暗号資産の金融商品化に向けた法整備を進めており、2026年までに関連法の改正が完了する見通しです。

 

SBIホールディングスは、規制が整い次第、金と暗号資産を組み合わせたハイブリッド型ETFを上場予定としており、その場合、20%の譲渡益課税という優遇税制が適用される予定です。

 

仮想通貨ETFの今後の見通し・将来性


世界の仮想通貨ETF市場は、2026年までに1,500億ドル規模に達し、年平均成長率(CAGR)は35%以上を維持すると予測されています。

 

SBIなどの日本企業が2026年にETFを導入すれば、アジア全体の市場シェアは約25%に拡大する見込みです。

 

規制面では、米国SECが2025年末までに統一された審査基準の策定を予定しており、日本の金融庁もそれに合わせて法整備を進めています。

 

今後、商品ラインナップも多様化し、現在のビットコインやイーサリアムに加え、2026年にはDeFi(分散型金融)やNFTなどの新たなテーマ型ETFが登場する可能性もあります。

 

また、機関投資家の参入が加速し、2027年には仮想通貨ETF市場における機関資金の割合が60%を超えると予想されており、市場の成熟化が一段と進むでしょう。

 

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仮想通貨ETFに関するよくある質問


1.仮想通貨ETFとは何ですか?

仮想通貨ETFとは、ビットコインETFなどのように、暗号資産の価格動向に連動するよう設計された上場投資信託(ETF)です。証券取引所で取引されており、投資家は証券口座を通じて間接的に暗号資産に投資できます。ウォレットの秘密鍵を管理する必要はありません。

 

2.どこで仮想通貨ETFを購入できますか?

米国やカナダなどでは、すでにビットコインETFが上場されています(例:米国では2024年に11本のETFが承認)。アジアの投資家は香港証券取引所を通じて購入することができ、日本では2026年に本格的な取引開始が予定されています。

 

3.ETFへの投資にはどんなメリットがありますか?

暗号資産を直接保有する場合に比べて、ETFでは日本で予定されている20%の優遇税率が適用されるなどの税制メリットがあります。また、プロによるカストディ(資産管理)と厳格な金融規制のもとで運用されるため、セキュリティリスクや操作の煩雑さも軽減されます。

 

仮想通貨ETFの今後まとめ


仮想通貨ETFは、投資家にとって規制に準拠した便利なデジタル資産投資の手段となりつつあります。税制優遇やリスク分散などのメリットに加え、利便性の高さから注目を集めています。

 

2024年に米国でビットコイン現物ETFが承認されたこと、そして日本で2026年の導入が予定されていることから、世界市場は本格的な成長フェーズに突入しています。

 

2027年までには、ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄に加え、DeFi(分散型金融)やNFTなどの革新的テーマETFも登場する見込みで、仮想通貨ETFはより多様化した商品体系へと進化していくでしょう。

 

また、機関投資家の関与も拡大し、ETF市場全体における機関資金の割合は60%以上に達すると予想されています。

 

BTCCのホームページでは、今後も仮想通貨ETFに影響を与える最新ニュースや法整備に関する注目情報、仮想通貨相場全体の動向などをお届けしていきます。今後も参考にしていただければ幸いです。

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