富士通(6702)の株価は今後どうなる?上昇理由や株価推移、今後の株価予想を徹底解説
富士通(6702)の株価は2025年現在急上昇し、市場予想を超える上昇率を発揮することでついに株価が4000円台を突破しました。
富士通株式会社は日本を代表する総合ITベンダーとして、通信システムや情報処理システム、電子デバイスの開発、製造、販売、そしてそれらに関連したサービスを手がける大手企業です。
2025年11月11日、富士通の株価は一時4,308円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
現在、富士通(6702)の時価総額は約8.92兆円です(*2025年12月19日時点、グーグルファイナンス調べ)。全世界の資産時価総額上位ランキングの535位に位置付けられています(*2025年12月19日時点、8marketcap調べ)。
そんな日本を代表する富士通の株価が2025年に急上昇しているのですが、その背景にはどのような事業があるのでしょうか?
ここでは富士通の最近の株価の動向や株価上昇の要因、今後の株価の動向などを解説します。
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| 目次 |
富士通 (6702)とは?
富士通株式会社は日本を代表する総合ITベンダーとして、通信システムや情報処理システム、電子デバイスの開発、製造、販売、そしてそれらに関連したサービスを手がける大手企業です。
富士通の株は東京証券取引所プライム市場に上場しており、誰でも証券口座を通じて購入可能です。
SBI証券や楽天証券などのネット証券の口座があれば簡単に取引でき、NISAやiDeCoの対象銘柄なので非課税枠を利用した長期投資にもおすすめな銘柄です。
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富士通のこれまでの株価推移【2025年】
2025年の富士通の株価は非常に安定した上昇率を発揮しており、特に後半からは急上昇しています。

1月時点では2700円台だった株価は6月には3500円を超え、11月には4000円を超えており、年始から50%以上の上昇率を成し遂げています。
2025年11月11日、富士通の株価は一時4,308円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
富士通の株価は2025年11月12日11時30分現在、4,265円で推移し、前日比0.56%安となりましたが、前年比52.23%以上上昇しました。
大企業である富士通は滅多なことでは倒産することがなく、低リスクで長期での株の保有に最適な銘柄です。
現在のような安定した株価の上昇が今後も継続するようであれば、10年後には資産運用で大きく稼げることでしょう。
2025年12月19日現在、富士通(6702)の株価は4,312円となり、時価総額は約8.92兆円です(*グーグルファイナンス調べ)。
富士通(T.6702)株価の概要・基本情報
| 英語名 | Fujitsu Limited |
| 日本名 | 富士通(株) |
| ティッカー | 6702 |
| 市場名 | 東証プライム,名証プレミア |
| 設立年月 | 1935年6月20日 |
| 上場年月日 | 1949年5月 |
| 代表者名 | 時田 隆仁 |
| 株価* | 4,312円 |
| 時価総額* | 8.92兆円 |
| 発行済株式数* | 2,071,108,450株 |
| 従業員数(連結) | 112,743人 |
| 年初来高値 | 4,330円(25/12/19) |
| 年初来安値 | 2,514円(25/04/07) |
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富士通の株価が上昇する理由は?
富士通の株価上昇は一過性のものではなく、長期に及ぶものなのでしょうか?以下では2025年現在における富士通の株価上昇の要因を解説します。
業績が大幅に改善
2025年の富士通の株価上昇の最大の要因は、ここ数年における富士通の業績の大幅な改善にあります。
業績が向上したことで売り上げが伸び、株価が上昇するというシンプルな仕組みであるので、この好業績が継続する限り富士通の株価は今後も上がるでしょう。
富士通は2025年3月期の上期決算では、最終利益が前年同期比で7.4倍の2,620億円に急拡大しており、通期予想も増益を維持するなどここ最近における業績が劇的に改善しています。
かつては半導体や携帯電話事業の不振で苦しみ、株価が低迷していたのですが、ここ数年の経営努力が功を発揮して業績が大きく改善されたことで株価は年初来で約60%上昇し、過去5年で株価は3倍以上に成長したほどです。
現在のこの好業績がこれからも続くようであれば、2026年も富士通の株価は大きく伸びる可能性があります。
サービスソリューション事業の爆発的成長
富士通の業績改善の最大の要因は、サービスソリューション事業の驚異的な成長にあります。
この事業のセグメントはシステムインテグレーション、クラウドサービス、運用保守などが含まれており、2025年3月期上期の売上収益は1兆1,665億円で前年比の2.1%増、営業利益は1,053億円で前年比の145%の増加になります。
この驚異的な成長の背景には、国内のDX投資が本格化し、官公庁、金融、製造業を中心に大型案件が相次いで発生したことがあります。
例えば、2024年度から2025年度にかけて、総務省や厚生労働省のデジタル化プロジェクト、金融機関の基幹システム刷新、製造業のサプライチェーンDXなど、数千億円規模の案件を富士通に発注しました。
このような政府からの大型の案件を受注できるのも富士通が日本を代表する大企業だからであり、今後も政府からの案件を継続して受注する限り株価は上昇するでしょう。
特に、AIプラットフォームのFujitsu KozuchiやセキュリティソリューションのFujitsu Frontlineは高く評価されており、競合のNTTデータやNECを上回るシェアを確保しているほどです。
世界規模でAIがブームを巻き起こしている昨今、富士通もAIの影響で大型の受注に成功し、株価を急伸させています。
非中核事業の切り離し
富士通は以前までは株価が低迷していたのですが、近年は利益率が低い非中核事業を切り離し、中核事業に投資を集中させることで業績の改善に成功しつつあります。
まず、2025年8月にエアコン大手の富士通ゼネラルをパロマ・リームホールディングスに売却し、約1,200億円の特別利益を計上させることで上期の最終利益を大幅に押し上げました。
さらに、新光電気工業の保有株式も売却し、約1,400億円の利益を確保するなど、このような売却で得た利益を富士通は成長投資の原資とし、AIや量子コンピューティング、クラウド分野に再投資することでビジネスの勢いを加速させました。
他にも携帯電話事業、半導体事業、PC事業など、赤字や低収益の事業を大胆に整理し、2021年には富士通研究所を含む11社を吸収合併させ、グループ会社数の削減に成功しました。
2023年には本社を東京港区から川崎市に移転し、コスト構造をスリム化しました。
このようなコスト削減策により、2025年3月期の営業利益率は7.5%と過去最高水準までに改善させました。
政府からの大型案件の受注増による業績の改善に加えてコストの大幅な削減に成功することで、現在の富士通は非常に利益率の高い企業へと刷新されたのです。
海外での収益基盤強化
富士通は国内だけでなく海外の売上比率も約35%と高く、近年の海外での収益基盤の強化が株価の底上げに貢献しています。
2025年には英国政府のデジタル化プロジェクトを複数受注し、北米では2024年にSAPのクラウド移行支援で大型契約を獲得するなど、富士通は海外での売上を順調に伸ばしています。
アジアではインドに開発拠点を置き、低コストでのオフショア開発を強化しており、ASEAN諸国でのインフラ需要を取り込むことで5G基地局関連のネットワーク機器でシェアを拡大しています。
特に、2025年はインド政府のDigital India構想に参画し、スマートシティプロジェクトで実績を積み上げました。
さらに為替の円安効果が追い風となり、海外事業の営業利益をさらに伸ばしています。
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富士通の株価は今後どうなる?
富士通の2025年現在の株価上昇は、業績の改善というシンプルな理由なだけに、今後も株価の上昇が期待できます。
以前までの高経費だった財務体質が刷新されることで利益率の高い企業に再編された現在の富士通は、今後イレギュラーな事案が発生しない限り収益は安定し、株価も伸びるでしょう。
2025年現在、富士通の銘柄は今後の上昇の期待感があるだけに、まさに買い時な株です。
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富士通の今後の株価予想:株価上昇はいつまで続く?
業績の大幅な改善により2025年の富士通の株価は急上昇しているのですが、この株価上昇は今後も続くのでしょうか?
以下では富士通の株価上昇はいつまで継続できるのか、その今後の動向を予測します。
富士通の2026年の株価予想
現在の富士通の株価上昇の勢いは非常に強く、来年である2026年まではこの株価上昇のトレンドが継続する可能性がとても高いです。
富士通の2026年3月期の営業利益は市場での予測では3,000億円を超える見通しであり、まだまだ株価が伸びる余地はあるでしょう。
これから伸びる可能性の高い銘柄なので、富士通の株は今がまさに買い時です。
富士通の2027年の株価予想
現在の富士通の株価の上昇は2027年には一段落つく可能性が高く、それ以降も上昇できるか否かはその時の富士通の状況によります。
上昇のピークが2027年頃になる可能性が高い理由として、Windows 10サポート終了によるPCリプレイス特需の消化があります。
富士通の現在の株価上昇の要因の一つにWindows 10サポート終了によるPCリプレイス特需があります。
この需要増が株価上昇の追い風になっているのですが、2027年頃には需要が消化されることで株価上昇の勢いに翳りが生じる可能性が高いです。
富士通株価は10年後どうなる?
富士通の株価は10年後の2035年までには上昇している可能性はあります。
ただし、現在の株価上昇のピークは2027年頃には終了している可能性が高いため。2028年以降も株価を上昇できるか否かは未知数です。
もっとも上昇の勢いがあるのが2025年から2026年までになる可能性が大きいので、富士通に投資するなら2025年から2026年もしくは2027年までを区切りにすると良いでしょう。
それ以降は株価上昇による運用益は期待できませんが、長期運用することで配当収入を得られるので、富士通の銘柄は長期投資との相性も良いです。
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富士通は今買うべきか?投資する注意点・リスク
業績が好調で株価が右肩上がりに上昇する富士通の株はまさに今が買い時でこれから伸びる見込みがある銘柄なのですが、リスクはないのでしょうか?
以下では2025年現在の相場より富士通に投資する場合の注意点を解説します。
業績に失望するリスク
富士通の2025年3月期上期決算で最終利益が7.4倍の2,620億円に急拡大した最大の要因は、富士通ゼネラルと新光電気工業の株式売却益であり、これは一過性の利益に過ぎません。
これらは恒常的な収益力とは別物で、通期でも売却益を含む最終利益予想は3,500億円前後ですが、2026年3月期以降はこの一過性の収益が無くなるので、表面的な数字だけを見て投資すると2026年以降は業績が芳しくないように見える可能性があります。
市場では現在の富士通の利益増は一過性と認識しており、2026年3月期のコンセンサス予想は営業利益は売却益なしで3,000億円前後になる予測です。
2025年比で富士通の2026年の利益は微増にとどまる見込みが高く、2026年春の決算で業績の課題評価から失望売りが発生するリスクがあります。
現在の富士通の株価上昇の背景にはこのような過剰な評価による株の買われすぎがあり、これが2026年から失望に変化するリスクがある点に留意しましょう。
大型案件の不安定化
富士通の収益の7割以上を占めるサービスソリューション事業は、官公庁や金融、製造業の大規模システム構築が中心です。
2025年は総務省のデジタル化プロジェクトや金融機関の基幹システム刷新が富士通の収益に大きく寄与しましたが、案件は四半期ごとに偏在しやすく、下期偏重や年度末集中が常態化しています。
たとえば、2024年3月期の下期は上期比で売上が1.3倍に跳ね上がりましたが、2025年は上期が好調だった分、下期の受注が減るリスクがあります。
加えて、公共事業は入札競争が激しく、NTTデータやNEC、日立製作所との価格競争で利益率が圧迫されるケースが増えています。
2025年上期の営業利益率は9.0%と過去最高水準ですが、競合のダンピングで5%から6%に低下するリスクは常在しています。
政府などから受ける大型案件は富士通の収益を支え、株価上昇に寄与しているのですが、時期によっては受注が減るリスクがあるので注意しましょう。
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富士通の今後の見通しまとめ
富士通は、業績の大幅な改善により2025年は株価が大きく上昇しました。
10年後までこの上昇を維持できるかは不明ですが、少なくとも2026年から2027年までは富士通の好業績が継続する可能性が大きく、株価も上昇する見通しが高いです。
そのため、2025年は富士通の株を買うにはまさにちょうど良いタイミングです。
日本を代表する大企業である富士通の株は証券会社の口座を開設すればいつでもネットで注文できます。
この銘柄に興味がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
BTCCのホームページでは、今後も富士通の株価に影響を与える最新ニュースや法整備に関する注目情報、株式相場全体の動向などをお届けしていきます。今後も参考にしていただければ幸いです。
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