東京エレクトロン株価はなぜ高い?今後の株価予想や下落理由、配当を徹底解説
東京エレクトロンは日本国内では最大級の半導体製造装置メーカーであり、この分野においてグローバル市場のトップシェアを誇る大企業です。
時価総額も日本国内でトップ20に入るほど高額で、2025年の株価は2万円以上を超えています。
ここでは東京エレクトロンの株価の動向や10年後の株価の動向を予測、株価上昇の理由や下落のリスク要因などを解説します。
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東京エレクトロンとは
東京エレクトロンとは日本国内では最大級の半導体製造装置メーカーであり、この分野においてグローバル市場のトップシェアを誇る大企業です。
時価総額も日本国内でトップ20に入るほど高額で、2025年の株価は2万円以上を超えています。
本社は東京都港区赤坂にあり、主な事業内容は、エッチング装置、成膜装置、洗浄装置、テストシステムなどの半導体製造装置の製造と販売で、特にEUV露光用コータ/デベロッパの分野では100%に近いシェアを誇っております。
業界では国内首位、世界では3位の実力で、2025年3月期の決算では連結売上高は2兆4,315億円、純利益は5,441億円と国内の半導体メーカーでは最大の営業利益に達しています。
まさに国内でもトップクラスの大企業です。
東京エレクトロンの2025年の株価動向
2025年1月から現在までの東京エレクトロンの株価の動向ですが、レンジ相場を展開しています。
国内でもトップクラスの時価総額のある東京エレクトロンの株価は非常に高いので、たとえ業績が良好でも投資家の調整売りや業績の下方修正による失望売りなどが原因で急落することがあるので運用時には注意が必要です。
特に最近は米国のトランプ政権による高関税政策が株価に影響を与えることが多く、半導体への高関税に関する発言をキッカケに東京エレクトロンの株価が5%以上の急落をしたこともあります。

(画像出典:investing)
2025年の東京エレクトロンの株価は1月時点では25000円台から26000円台でしたが、4月には急落して17000円を割りました。
その後、株価は回復して7月には28000円まで回復しましたが、8月に急落して21000円台まで下がりました。
東京エレクトロンは業績が非常に良好であり、世界的な半導体不足の需要増も手伝ってか、2024年までは株価は順調に上昇していました。
しかし2025年以降は米国の高関税政策などの不安材料の影響で急落することが多く、株価が不安定になっております。
このような現在の東京エレクトロンの株価の不安定さは、投資家にとってはチャンスです。
本来、東京エレクトロンのような大企業の株価は非常に高いのですが、米国の高関税政策によって株価が急落することで通常よりも割安になっております。
東京エレクトロンは国内でも上位の大企業であり、業績も良好ですので、急落といっても一時的なものになりやすいです。
株価が下がっている現在は、東京エレクトロンの株を安く買える絶好のタイミングですので、株に興味がある方はぜひ証券会社をチェックしてみてください。
東京エレクトロンの配当
東京エレクトロンは株主への利益の還元率が高く、投資家からの人気も高いです。
特に配当利回りは2.78%と国内では高い水準であり、長期にわたって安定して配当収入が得られることから長期での運用におすすめです。
東京エレクトロンでは優待こそありませんが、その安定した配当利回りから株が買われやすく、このような還元率の高さが株価上昇に寄与しています。
配当に加えて東京エレクトロンでは自社株買いを実施しており、企業自ら株価を支える努力をしているので、投資家としては暴落の心配なしに安心して資産運用ができます。
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東京エレクトロンの株価はなぜ高い?今後の動き
米国の高関税など不安材料こそありますが、長期で見れば東京エレクトロンの株価は順調に上昇しており、資産運用におすすめの銘柄です。
しかしどのような理由から東京エレクトロンの株価が上がっているのでしょうか?
以下では東京エレクトロンの株価が高い理由や株価上昇の要因などを解説します。
半導体市場の成長
生成AIの需要が増している昨今、半導体の市場もますます拡大しており、それが東京エレクトロンの株価上昇に一役買っております。
特に高性能コンピューティングの普及に伴って2nm/3nmノードの先端半導体需要が急増しており、EUV露光用コータ/デベロッパでほぼ100%のシェアを持つ東京エレクトロンは先進ロジックチップの生産装置において優位性を発揮しております。
半導体の需要の拡大は通信インフラやスマートデバイス、自動運転車などの業界においても波及しており、需要に対して供給が追い付かない状態です。
2030年には半導体の市場は1兆米ドルを超えると予想されており、その市場の大きさから東京エレクトロンの株価が上昇する見込みが非常に大きいです。
その他にもクラウドコンピューティングやエッジコンピューティングの拡大が半導体の需要の拡大をさらに加速させており、この勢いが衰える気配はありません。
高性能なコンピューティングが不可欠な今の時代、半導体の需要がなくなることはなく、東京エレクトロンの株価は今後10年20年先も安泰でしょう。
業界トップの技術力
東京エレクトロンは競合他社と比べて技術力が非常に高く、その競争力の強さが株価の上昇に寄与しています。
エッチング装置や成膜装置などの分野では世界3位のシェアを誇り、TSMCやSamsung、Intelなどの主要な顧客にとって東京エレクトロンは不可欠な存在です。
その収益性は非常に高く、EPS成長率も過去10年で平均22.43%に達しており、投資家にとって東京エレクトロンの株は将来性のある魅力的な株です。
東京エレクトロンは企業としては非常に優秀であり、その安定した経営から破綻のリスクは低く、安心して投資ができる銘柄なのです。
グローバル市場の拡大
東京エレクトロンの海外からの売上の比率は非常に高く、特にアジアや北米からの収益が良好で安定した収益源となっております。
特に海外からの売上の4割以上が中国からであり、中国国内の半導体自給率向上策の影響で東京エレクトロンの装置需要が拡大しております。
今後、北米やアジアからの需要が増加するほど、グローバル市場が拡大し、東京エレクトロンの株価も上昇することでしょう。
円安の影響
海外からの売上が多い東京エレクトロンでは、近年の円安の影響によりますます利益が伸びています。
東京エレクトロンはもともと業績が良い会社なのですが、円安が進行すればするほど東京エレクトロンの利益がさらに伸びて株価も上昇するので、まさに日本の円安は株価上昇の追い風となっているのです。
円安の動向は東京エレクトロンの株価にも影響を与えるので、資産運用の際には円の動向にも注意することをおすすめします。
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東京エレクトロンの今後の株価予想・目標株価
以下では2025年の東京エレクトロンの株価の今後を予測します。
東京エレクトロンの今後の株価動向
2025年の今後の東京エレクトロンの株価の動向を予測するにあたって、ここでは2時間足の株価チャートを使用します。
以下の画像は2時間足の株価チャートに一目均衡表を表示しています。

(画像出典:investing)
今後の予測ですが、東京エレクトロンの株価は下落する可能性が高く、20000円まで下がるかもしれません。
チャートをみると2025年8月に株価が急落することで一目均衡表の雲をローソク足が上から下に勢いよく割っており、相場が上昇から下落に転換するサインが出ています。
先行スパンのラインもねじれて売りのサインが出ていることから、東京エレクトロンの株価はここから下がる可能性が高くなっております。
現状では売りのサインが出ている以上、しばらくは東京エレクトロンの株は買わず、様子見が無難です。
東京エレクトロンの株価がもう少し下落し、買いのサインが出るまで待った方が良いでしょう。
少なくとも次の決算発表までは投資せず、様子見をした方が良いかもしれません。
東京エレクトロンの次の決算発表は、2025年10月31日に予定されているので、10月までは下落が続く可能性があります。
ここまでは2025年の年内の東京エレクトロンの株価の予測です。
東京エレクトロンの株価は10年後どうなる?長期株価予想
以下では10年後の東京エレクトロンの株価を予測します。
10年後の東京エレクトロンの株価を予測
10年後の2035年の東京エレクトロンの株価を予測するにあたって、ここでは週足の株価チャートを使用します。
以下の画像は週足の東京エレクトロンの株価チャートに一目均衡表を表示しています。

(画像出典:investing)
10年後の東京エレクトロンの株価ですが、上昇する可能性は高いですが、短期的に大きく下落する可能性もあります。
まず一目均衡表の雲はローソク足のかなり下の方にあるので、現状では東京エレクトロンの株価は上昇相場にあると判断できます。
ただし、先行スパンのラインがねじれ、売りのサインが出ているので、当面の間は株価が上がらない可能性が高く、急落する可能性もあります。
東京エレクトロンの業績は非常に良好なので、問題がなければ10年後も株価は上がる見込みが大きいです。
しかし最近はトランプ政権による高関税政策の煽りを受けることで、株価が不安定になっています。
東京エレクトロンの株価は2015年時点では2000円台から3000円台でしたが、2025年現在は21000円台であり、この十年で10倍ほどの伸び率に達しています。
地政学リスクを除き、業績だけを見れば東京エレクトロンの株価は上昇する見込みが大きく、10年後には35000円から40000円まで上がる可能性は十分にあります。
今後、株価が上昇する可能性がある銘柄を探しているなら、ぜひ東京エレクトロンの株をチェックしてみてください。
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東京エレクトロンの株価の下落理由は?今後のリスク
業績が良好な東京エレクトロンの株価は今後上昇する可能性があるのですが、株価が下落するようなリスク要因はないのでしょうか?
以下では東京エレクトロンの株価が下がるリスク要因を解説します。
半導体需要の減退
東京エレクトロンの利益は半導体の需要増に支えられているので、半導体の需要が減少すれば利益も下がり、株価が下落するリスクが増大します。
特に半導体メーカーが過剰な在庫を抱えてしまった場合、在庫調整のために装置発注が抑制され、東京エレクトロンの収益が下がる恐れがあります。
現在は半導体が世界的に不足していますが、半導体が過剰に量産されれば供給過多になり、需要が減る可能性もあります。
地政学リスク
東京エレクトロンの売上の多くは海外であり、特に中国からの売上が多いため米中間の対立に巻き込まれやすく、このような地政学リスクが株価下落の要因になっております。
特に米国による対中輸出規制の強化は先端半導体装置の輸出が制限されるので、東京エレクトロンにとって大きなリスクになります。
地政学リスクはグローバルサプライチェーンにも影響を及ぼす可能性が大きく、投資家の心理を冷やし、株価急落の原因になるのです。
業績悪化の下方修正
2025年7月31日の第1四半期決算では、東京エレクトロンの売上高と営業利益の双方が前年同期比より減少したため、通期予想が下方修正されました。
その結果、投資家からの売り圧力が高まり、8月には東京エレクトロンの株価が大きく急落するという事態を引き起こしました。
今後も決算期のたびに業績が悪化し、下方修正を余儀なくされるようであればさらなる投資家からの失望売りを招き、株価を下落させる恐れがあります。
東京エレクトロンの株の買い方
半導体市場の成長など、好材料が多い東京エレクトロンの株価は今後上昇する可能性があるのですが、その株はどこで買えるのでしょうか?
以下では東京エレクトロンの株のおすすめの買い方を解説します。
東京エレクトロンの株はNISAがおすすめ
東京エレクトロンの株はどの証券会社からでも購入可能ですが、投資をするならNISAの利用がおすすめです。
NISAの成長投資枠(年間240万円、生涯枠1,200万円)を利用すれば節税しながら資産運用ができるので、普通に投資する以上のパフォーマンスがあります。
特に東京エレクトロンの株は配当利回りが大きいので、配当金にかかる税金を非課税にできるNISAを利用するメリットは大きいです。
証券口座を開設
NISAは証券会社の口座を開設後、申請をすれば利用可能です。
口座を開設するにはまず証券会社に申し込みをします。
申し込み手続きが完了後、一週間もあれば口座が開設できます。
口座開設後にNISAの申請をしたら、あとは実際に入金をして株を買うだけです。
NISAの成長投資枠で東京エレクトロンの株を注文し、約定が成立すれば株を保有できます。
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東京エレクトロンの今後まとめ
東京エレクトロンは国内でも時価総額が非常に高い大企業であり、近年の半導体市場の成長もあってか10年後の株価上昇が期待できる銘柄です。
確かに米国の高関税政策などの不安材料はありますが、それ以上に株価が上昇する好材料が多く、配当利回りも安定しているので資産運用に向いています。
現在の東京エレクトロンの株価はやや下落傾向がありますが、株価が割安な今はお手頃な価格で東京エレクトロンの株を買えるチャンスでもあります。
東京エレクトロンの将来性に興味がありましたら、ぜひ証券会社もチェックしてみてください。
証券会社でNISAを利用すれば、節税しながら東京エレクトロンに投資ができるのでおすすめです。
BTCCのホームページでは、今後も東京エレクトロンの株価に影響を与える最新ニュースや法整備に関する注目情報、株式相場全体の動向などをお届けしていきます。今後も参考にしていただければ幸いです。
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